約 4,088 件
https://w.atwiki.jp/palla_knights/pages/102.html
レン 本名 レンナルト・ジークフリート・クリストフ 属性 闇 声:木場ヨシユキさん LV1ステータス HP 1025? 攻撃 520? 防御 504? 回復 546? コスト 5 LVMAX(200)ステータス HP 攻撃 防御 回復 コスト プロフィール及び好き嫌いの料理 称号 静穏の槍士 年齢 27 身長 192cm 誕生日 ? 血液型 ? 好きな飲み物 なし 好きな食べ物 なし 嫌いな飲み物 なし 嫌いな食べ物 なし 武器 ランス セントフォース LV 名前 効能 セリフ 1 名前不明 21 クリミナルロワル 姫を傷つける者は、決して許さん! 51 リーダースキル 闇属性クルーの攻撃力を10%UP
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/15244.html
登録日:2012/11/15 Thu 00 26 26 更新日:2024/07/24 Wed 22 12 05 所要時間:約 7 分で読めます ▽タグ一覧 かませ犬 ガンマン クズ クロスランダー ドブネズミ ネロス帝国 バッキー木場 ヒーローになれなかった男 ブラック上司 ヘタレ メタルヒーロー ロボット 二丁拳銃 卑怯 怪人 戦闘ロボット軍団 暴魂 木場剛 残念なイケメン 超人機メタルダー 「ヒットマンはどんな汚い手を使おうが、敵を倒せばいいのだ!」 クロスランダーとは特撮ドラマ「超人機メタルダー」に登場する敵組織・ネロス帝国の軍団員。 声:木場剛(現バッキー木場) ネロス帝国四軍団の一つ、戦闘ロボット軍団に所属する軍団員。元々は南米支部に所属する爆闘士だったが、反政府ゲリラを支援してのテロ工作で功績を挙げ、本部に返り咲き空席だった暴魂の位を授かった。赤をベースとしたスマートなボディに銀の装甲を纏った姿は一見すると正義のヒーローのようですらある。が…。 【戦闘能力】 連射性能に優れた拳銃型の光線銃を使いこなすガンマンロボットで、98%の命中精度を誇る射撃の腕を武器にVIP暗殺を主な任務とする。 元々所持している拳銃は一丁だけだったが、暴魂への昇格祝いに帝王ゴッドネロスから贈られた銃とあわせて二丁拳銃となり、以後、それが定着する。一方で格闘能力はあまり高くなく、接近時に不意を突かれるとあっさり態勢を崩してしまう事が多い。 【性格】 ヒーローかライバルキャラと見紛う容姿に反し、勝つ為には手段を選ばず、標的を必要以上に嬲るという冷酷非情、かつ傲慢で卑怯卑劣な性格。 さらに戦闘ロボット軍団員は軍団長であるバルスキーを尊敬している者が多い中、いずれ手柄を立てて自身がそれに取って代わり凱聖になろうという野心を持っている。 軽闘士ゴブリット、デデモスという直属の配下がいるが、バルスキーとは真逆で部下の扱いは最悪。暴力は当たり前。果ては囮に使って危険な目に遭わせた上、自分は手柄を独占し失敗の責任は擦り付けるなど、とんでもないブラック上司で、当然二人からの信頼はゼロに近い。 当初は蛇と鷲をモチーフにした冠を頭に装着して登場する等、虚栄心の塊でもあるが、本質的にはヘタレ。優位に立つとすぐ増長する悪癖も見受けられる。 一方で、出世しか頭に無いかと思いきや、23話の運動会では練習はサボったが「自分らしいやり方で軍団勝利に貢献する」と口にしており、 事実、空輸作戦で一気に順位を押し上げようとした機甲軍団激闘士ストローブを物陰からの狙撃で撃墜し、機甲軍団自体をリタイヤ状態に追い込む事に成功している。 なおバルスキーはその性格を「ヒットマンのプロとして手段を選ばない非情な男」と長所として評価している模様褒め過ぎなくらいである。 【トップガンダーとの因縁】 前任者である戦闘ロボット軍団元暴魂トップガンダーとは体の配色(黒と赤)、武器(狙撃銃と二丁拳銃)、戦闘スタイル(一発必中と乱射乱撃)、殺しへの姿勢(フェアプレイと手段選ばず)と全てが対照的。 お互いまったく反りは合わずクロスランダーは「貴様だけは俺の手で始末したかった」と激しい憎しみを抱いており、一方のトップガンダーも「薄汚いドブネズミ」と呼んで軽蔑している。 が、二人の間にはいかんともしがたい実力差が存在し、トップガンダーを激しく意識し嫉妬しているクロスランダーに対し、トップガンダーの方は「一介の殺し屋に過ぎない」「もはや俺の敵ではない」と眼中に無い様子である。 一方で、一対一に固執するあまり他軍団との共同作戦を勝手に放棄したり、最終的に美学を貫いた事で帝国から追われたトップガンダーに対し、 クロスランダーはモンスター軍団やヨロイ軍団ら他軍団とも共同戦線を取るなど柔軟な姿勢も持ち合わせており、 組織人としてはトップガンダーより優れていると言える。 バンダイから発刊されていたホビー雑誌『B-CLUB』に會川昇氏が寄稿した短編小説「狼達の宴」には、新造されたトップガンダーに帝王ネロスの寵愛と興味が移り、それまで忠実に任務を遂行してきたにもかかわらず遊び飽きた玩具のように帝王から省みられなくなったクロスランダーが、嫉妬のあまりトップガンダーを襲撃して左腕を撃ち落とすという事件を起こした事が因縁の発端として描かれている。 この事件の懲罰という形でクロスランダーは南米支部に左遷され、一方のトップガンダーも仲間と信じていた相手に撃たれた事でフェアプレイと一匹狼的姿勢に執着するようになり、自らの甘さを戒めるために左腕を不恰好に修理したとされている。 なおこの小説で、デデモス、ゴブリットはトップガンダーの余剰パーツで生産された試作機である事が明かされており、当初は彼らの面倒をよく見ていたクロスランダーも、この事実を知った途端二人を虐待するようになる。 「暗殺しか能の無い俺が、暗殺という仕事を失ったら何が残る!」 この作品にはメタルダーやバルスキーを始め、製作者に課せられた存在意義に苦悩するロボットが多数登場するが、クロスランダーはその存在意義すら奪われるという残酷な仕打ちを受けていた事になり、 そのロボットらしからぬ出世欲は一度は自分を見捨てた創造主と「暗殺者」という自分の存在意義への執着の表れなのかもしれない。 ※以下ネタバレ注意※ 【作中での活躍】 16話で暴魂への昇格を果たしたクロスランダーは、メタルダーの兄貴分と名乗る青年・北八荒(実際は知り合ったばかり)を拉致、人質にしてメタルダーをおびき寄せ手柄にしようと目論む。 トップガンダーの妨害を受けるものの、有利に戦況を展開しメタルダーの頭部に銃口を突き付けるまで追い詰めるが、バイクに乗った八荒の乱入に気を取られた隙に形勢逆転。Gキックで自慢の王冠ごと頭部を破壊される。 その様が帝王の怒りを買い処刑されそうになるも、必死の命乞いもあって助命され、頭部に隠し銃を搭載する改造を受ける。 続く17話でモンスター軍団ガマドーンと手を組み、宿敵トップガンダーとメタルダーを葬るべく暗躍。トップガンダーと対決するが、二丁拳銃をあえなく撃ち落とされて敗北。 さらに部下のデデモス、ゴブリットに裏切ったふりをさせトップガンダーを羽交い絞めにし、隠し銃で狙撃しようとするが、それすらも失敗し、 卑怯な振る舞いに激怒したトップガンダーの鉄拳制裁を浴び、隠し銃と一緒に修理したばかりの頭も再び破壊され、無様に土手を転がり落ちる。ホントよく処刑されなかったな…。 しかし後、33話で四軍団の合同演習に迷い込んだトップガンダーが他軍団員と格闘する隙をついて、ついに彼を狙撃し重傷を負わせ捕える事に成功。 これまでの復讐とばかりに執拗に暴行を加えた上、偽のトップガンダーを作ってメタルダーをおびき寄せこれも始末しようとする。 案の定救出にやって来たメタルダーが偽トップガンダーに銃口を突き付けられると本物のトップガンダーを引っ立てながら姿を現し、自らの勝利と復讐の完遂を確信。悦に浸るが、隙を見て拘束を振りほどいたトップガンダーに偽トップガンダーを倒され、さらにメタルダーを狙っての銃撃も身を挺して庇ったトップガンダーに阻止されてしまう。 そのままメタルダー怒りのレーザーアームで袈裟斬りにされ、傷ついたトップガンダーを助け起こすメタルダーの背後で、出世の野望も復讐も果たせず一人寂しく爆散した。 【備考】 彼がヒロイックな外見をしているのは『ザウルバイカー』という没企画の主役デザインが流用されたため。 実は担当声優が長らく不明だった。バッキー木場氏説もファンから挙げられた有力なものに過ぎない。 放送当時の玩具展開であるフィギュア「ゴーストバンクシリーズ」にラインナップされる予定があったがポシャった。後、メガハウスから雨宮慶太氏によってリデザインされたフィギュアが2007年に発売される予定だったが、これも音沙汰無しである。二度も玩具化がお蔵入りなのはさすがに悲惨…。造形はかっこいいのに・・・。 「この項目に追記・修正すれば俺の名はアニヲタwikiで不滅となる!」 「豪将を飛び越え、一気に凱聖だ!アーッハハハハハハハハハ!」 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 部下二人がクロスランダーの下にいない時はそれなりにいい仕事するのがクロスランダーのダメっぷりに拍車をかけている気がする。 -- 名無しさん (2014-02-16 23 59 09) ザウルスバイカーが、スピルバンの後番組だったら歴史は変わってたかもな -- 名無しさん (2015-05-09 19 55 43) バッキー木場がクロスランダーの声をやっていたことをここで知って驚いた。こんな時代があったんだなって思う。 -- 名無しさん (2015-06-28 09 51 40) これでゴブデデを使う手腕と非情さ(卑怯なだけじゃ?)を評価するバルスキーはたいしたもの。 -- 名無しさん (2016-07-28 12 13 53) トップガンダーと微妙にキャラが被っているから、「たぶん、トップガンダーがあんな形で組織を去ったから、繰り上げ昇格みたいな形でお鉢が回ってきた構成員なんだろうな」と思っていたが、こんなに並々ならぬ因縁があるとは思わなかった。確か本作の怪人キャラデザは雨宮慶太氏だったと思うが、「あぁ、あの人が作る仮面ヒーロー系のキャラっていつもこんな感じだよな」と思ってしまった。ガイファードにもちょっと似てる。 -- 名無しさん (2019-05-10 09 51 59) ↑クロスランダーのデザインやったのは雨宮さんではなく森木靖泰さん -- 名無しさん (2022-02-04 18 56 55) ライダーとはまた異なるアプローチのバイクヒーロー創造を目指し、ロードセクターが本来相棒だったという。いかにもシリアスげなイメージだが聞くところによるとマシンマン系の新作案だったとも。あの姿で比較的ソフト路線…ちょっと想像つかんな… -- 名無しさん (2023-03-28 17 25 09) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/tanosii/pages/91.html
東京駅の赤レンガの駅舎をバックにちょっと古めかしい、着物を着た女の人の写真が目に付いて、発作的に買ってしまった本。 大正3年の東京駅の写真があったりして、面白い。 バックナンバーを見るともう、NO.1、2はないんですが、浅草とか横浜とか、それぞれのレトロな写真と今を比較することができるらしい。 荷風 2007年 03月号 [雑誌] 荷風! vol.10 特集 下町悠々~深川・木場・佃島 (にちぶんMOOK)
https://w.atwiki.jp/crossnovel/pages/58.html
白い闇の中で、蒼い炎がゆらめく。 燃えているのは倒れ伏した男の体と、彼の腹に巻かれているベルトだ。 ふたつの生命の終焉をあらわすかのように、どこか現実感のない焔は静かに息づいている。 木場。炎の中で朽ちゆく男の名を呟いたのは、彼よりもいくらか若い青年だった。木場のそれとデザインの系統を同じくする ベルトを身につける彼は、世界に君臨した巨大複合企業・スマートブレインが敵と定めた者のひとりである。 だが、死の淵から蘇り、ヒトの姿をとりながらも様々な動植物の力を得たものに変化できる、ヒトの進化形。 オルフェノクへの進化の因子が体内になければ、ベルトの“適格者”になれないという前提があるとはいえ―― 彼らのほとんどを生み出し、保護していると言ってよいスマートブレインに反逆する彼らの姿勢は皮肉なものだった。 もっとも、それ以前にこちらと同じオルフェノクでありながらこの組織より離反した男の例もある。 スマートブレインの前社長であり、三本のベルトを世に送り出した花形こそは、この現状をつくった要因であるといえよう。 同族であるオルフェノクに未来はないとうそぶいた彼は“オルフェノクの王”を守護するためにあったファイズとカイザの変身 デバイスを人の手に渡し、その適格者に加えていずれは王となるやも知れぬ孤児を集めていたものだ。 彼の行動が効を奏したのかどうか、適格者たちには残りひとつのベルト・デルタの力さえ奪われたこともある。 それどころか、灰と化した木場のもとから立ち上がった青年。乾巧には、ことに辛酸を舐めさせられた。 こちらが手駒にした木場をも倒したファイズが顕現させた刃でこの首をはねた瞬間は忘れられるものではない。 しかし、二度目に訪れた死の可能性から救い出された自分は、世界に住まう者のほとんどをオルフェノクに変えることがかなった。 そればかりか、流星塾の青年から奪ったデルタのベルトより天と地を司る力を手にし、一度はファイズを放逐したというのに。 レオ。天のベルトの力を操り、あのカイザを殺すほどの適格者までも見出すことがかなったというのに。 木場勇治。地のベルトへの適性に加え、少数ながら抵抗を続ける人間の要となる者と親しいがゆえに彼らの結束を内側から突き 崩せる人材さえ、この手の内にはあったというのに。 ヒトの体にあまるほど強力な進化を促すために、けして長くは無い時の中で灰と変わるオルフェノク。 彼らの儚い命を延ばす手段すら、今の自分には集まりかけていたというのに――。 熱と苦味に満ちた記憶と情報の奔流が痛みと変わって脳を刺し、主の神経を一気に満たした。 「莫迦な。帝王のベルトが、二本とも」 圧倒的な感覚の奔流に飽和した頭脳は、“天のベルトと地のベルトが破壊された”という事実を記述する程度にしか働かない。 代わりにといってはなんだが、思考の体すらなさない疑問だけが脳裏で渦を巻いている。 あの花形といい、ファイズやカイザ、木場といい。何故こうまで“人”は、死に急ぐのか。 愛。人を愛するがゆえに彼らをオルフェノクに変え、その命を保たんとする自分には到底理解できなかった。 何故だ。そして何故、私は。彼らに数え切れない敗北を喫することとなるのだ。 「ざーんねんでした」 混乱するオルフェノクの頭部が入っている生命維持装置を運ぶ女性の声が、彼の思考に割り込んだ。 スマートレディ。スマートブレインのプロパガンダとしての顔を持つ彼女は、この状況下でも如才ない微笑を浮かべている。 「ごめんなさい社長さん。こういう場合あなたを処刑するように、上のほうから言われているんです」 社長。重工業から食料品までを一手に扱う企業、スマートブレインを統括する表の顔役、村上峡児。 男の肩書きになんら敬意を払わずに言い切った女性は、彼を載せた台座を闘技場の奥へと押しやりはじめた。 エラスモテリウム――サイの一種、ユニコーンの正体であるとも言われた生物の力を得たオルフェノクが巨大な体を灰と変じ、 ヒトでない観客たちも闘技場を破壊したファイズの存在に戦慄している今、彼女の行動をとがめる者は皆無である。 むろん、四肢どころか首から下のすべてを失っている村上に関しては言うまでもなかった。 言葉と変身能力とで人々をもてあそび、人間との共存を目指したオルフェノクである木場の内にあった理想をも折り取ってのけた スマートレディを、言葉としての形を持たない制止の叫びで止められるはずもない。 わざとらしく両目を隠した彼女の前にある処刑道具は間をおかず落下し、村上の息づく水槽をあやまたず粉砕した。 * 「というわけで。例の件の報告は、以上でーす」 伸ばした語尾を切ったスマートレディは、自身の周囲を回る三人の立体映像に向かって一礼した。動作とともに青い衣装の色を 引き締める黒のスカートがエナメル特有の光沢を放ち、直後、スマートブレイン社の一室は静寂を取り戻す。 「ファイズは“人間とオルフェノクの共存を目指す”か。しかし、彼もまたオルフェノクである以上、長くはもたんな」 彼女の直立から少しの間を空け、村上と同じく頭部のみを映している彼らのひとりが口を開いた。 スマートブレインの裏に君臨する男たちへ、スマートレディはちいさく笑ってみせる。 「それで、世界環境保護機構、でしたっけ。次はあっちに力を貸すんですか?」 「むろんだ。あの組織も近々名を変えるらしいが……世界環境保護機構とは、既に協力体勢にある」 それは君も知っていただろう、と告げられた女性は芝居がかった動作で口許を押さえた。 「あらら」とくぐもった声で付け足す様子に、頭部しかない者どもはなんらの反応を返すこともない。 どこ吹く風といわんばかりの態度で、男のひとりが壁一面に張られたスクリーンに映像を映し出した。 「あの組織の核にあるマルゴ・キュヴィエ女史の記した、体細胞の結晶化とそれに伴うさまざまな合併症に関する論文。 カルトじみた内容ゆえに注目されることこそ無かったが、“キュヴィエ症候群”の明らかな症例は此処にある」 スマートレディの正面やや左の壁に映ったのは、直立したセンチピードオルフェノク。ムカデの力を持つ生物の全身図だった。 もともとオルフェノクは色の無い灰が凝り固まったような体色をしているが、同じ系統の色であれどその質感は全く異なる。 ヒトにもオルフェノクにも共通する、生物特有のやわらかみや弾性といったものが、この体からは微塵も見受けられないのだ。 「琢磨逸郎。よもやラッキークローバーの構成員が真っ先に石に成り果てるとは、誰が想像出来るものか」 「それも、原因が太陽の光。すべての生物が触れる陽光に混じる何らかのノイズとの説をぶちあげられて、誰が信じるというのだ」 スクリーンを操作した者とは別の声たちが、よく通る響きに苦りきったものを混じらせた。 彼の様子とは真逆に、女性の双眸はちらりと輝く。 キュヴィエ症候群の原因や発病の経過はともかく、自分にとって肌の合わない面々であった上の上であるオルフェノクたち。 今や亡き村上“前”社長いわく「四人でひとつ」であったラッキークローバーの一柱がさらす無様は、見ていて気分がよい。 「だから、アメリカとかには青い薔薇を撒かなかったんですよねー。 世界環境保護機構さんっていうか、あっちの軍の研究機関には、培養液や青い薔薇のサンプルまで渡しましたし。 残りの人間はたったの2433人でーす、なんて、このあいだも言いましたけど。それが世界全部じゃなくて、日本に限ったこと じゃないか、なぁんて考えのまわるような状況にしなかったのは」 「それが村上君、あるいは花形君の功罪だ。ファイズ、カイザ、デルタ。みっつのギアによってわが国のオルフェノクに 明らかな敵を作り、近い未来にある脅威を隠匿せしめた」 「むろん、その代償は小さくなどなかったが……おかげで、我らの可能性は広がった」 再び、部屋の様子に変化が起きた。 今回はスクリーンではなく壁の一部が動き、そこに隠されていたスペースから様々なものが顔をのぞかせる。 強化ガラスによって仕切られたそこでは、最初に実用化された変身デバイスであり、天地のベルトの原型となったデルタギアを 中央に、透き通った容器に詰まる色の無いものたちがベルトの両脇を固めていた。 「あら? 勇治くん?」 直方体の器を目にしたスマートレディが呼んだのは、オーガのベルトを使って変身した青年。 つい先日、自らの変身能力を使って“ヒトとの共存”との理想をおとしめた、木場の名前だった。 灰の塊を包み込む硝子の器。その容積は人体に比して明らかに小さなものでありながら、彼女の声は弾んでいる。 そして、自身の背後に現れたみっつの品々をひとしきり眺め、女性は首を傾げた。黒い手袋に覆われた人差し指でもって頬を なぞっていたが、三人の男に向けて「はーい」と右手を文字どおりに挙げる。 「おねえさん、質問してもいいですか? この“勇治くんだったもの”とかって、いったい何に使えるんでしょう?」 子供向けの番組のナレーターのように、ためらいと縁遠い問いに対し、男のひとりはやれやれとかぶりを振る。 「未来にカルマ協会となる組織。世界環境保護機構の主導する、チューナー計画とでも言おうか。 表向きには優れた兵士のAIを生み出す為の実験を行うため舞台の構築が、予定より早く進みつつある。 その裏にあるのは、むろん、キュヴィエ症候群への対策だ」 といって、口を開いた彼の語調からは苦いものが見えなかった。 彼女という道化じみた存在を許容する構えは、いかにも大物の見せるものだといえるだろう。 『でも、渋いけど美形じゃないのよねぇ。もっと若いひとだったら、おねえさん、好みなんだけどなぁ』 もっとも、こちら側も大物と形容すべきか。 子どもに対するかのようなつぶやきは、スマートレディの表面にかけらも現れない。 男のひとりに示されたコンソールを操作した結果、画面に表示された映像を、彼女は幼い動作でためつすがめつする。 いわく、EGG施設の培養液に死体の意識(キュヴィエ女史に言わせれば“情報”か)を溶かし込み、彼らを仮想現実下に顕現させる。 太陽と交信が可能だという巫女の意識下で原型が発見されたという世界は、大きく六つのエリアに区分されているらしかった。 「ふうん……チームを組んで戦って、他のチームぜんぶに勝ったら、楽園……天国に行ける?」 世界の中心で生をうけた“人間”の一生をシミュレートした映像を見た女性の唇が、皮肉げにゆがむ。 生まれた瞬間から戦うことが約束されているというわけだが、勝っても負けても天国自体に行けるのではないのかと思えば―― どうやらそうでもないらしい。ループを続ける映像を見ていると、なかなかに趣向を凝らしたものであるようだ。 「ヒトやオルフェノクの結晶化を、生命の意図的な淘汰。人工的に作り出した進化で遮断する算段らしいな」 「へえー、進化ですかぁ。単なるヒトが、オルフェノクっていう段階を飛ばして?」 ちいさく哄笑するスマートレディの瞳にも、唇にも、ふと肩に止まった青い蝶にも。好奇はあれど敵意は無い。 ただ、その皮肉が向けられた先だけはどこまでも不鮮明だ。 「ヒトはともかく、強い進化に耐えられぬ種が灰と化すという時点で、我らが不完全であることははっきりしている。 そこで役立つのが、王を守護するための人材。現世のそれに加えて強化された戦闘力と統御された思考をもつ、チューナーだ」 前半を自らに言い聞かせるような声で言い切った男は、ふたつの直方体にある種の敵意を交えた視線を投げた。 「木場勇治に加えて、草加雅人。スマートブレインの前々社長・花形が生んだ流星塾で改造された、カイザギアの最たる適格者。 我らの手による使徒再生を受けるまでもなく覚醒したオリジナルのオルフェノクと、その因子を保有するだけのヒト。 チューナー計画の舞台で殺し合うには、なんとも相応しいことではないか」 「彼らを調整する卵の中には、ヒトの自我など存在しようもないという。だが、自己に刻まれた立場の違いは消えようがあるまい。 戦闘員では役者不足かつ、レオが灰と散った以上、ある意味ではこの男達こそが適任とも言えよう」 オルフェノクはすべて敵であるとみなし、過去を奪ったスマートブレインに対する復讐者。 人間解放軍の用心棒として散々に抗われた敵。ひとりの女性のために孤独を選んで闘った青年の末路を眺めた男。 それぞれの道程は違えど末路を等しくした青年を眺めた男たちは篭った笑いを浮かべあう。 人間解放軍の主戦力であったカイザを圧倒し、強制的にオルフェノクへの進化を促す使徒再生に耐えられなかった適格者の 青年、草加雅人を蒼い炎に投げ込んだ者。天のベルトを装着した仮面ライダーの伴った戦闘員が回収してきた青年の遺灰に視線を やったスマートレディも、他の三人にならって笑みの質を変化させた。 「なぁるほど。つまり、ヒトは争わなきゃ進化できないから、仲の悪いみなさんを卵の中に放り込みましょうってことなんですね。 おねえさん、また賢くなっちゃった♪」 高みの見物を決め込む者に付随するに相応しく控えめな響きが、一転して明るい声音をつむぎだす。 意図的であるが媚態には程遠い彼女の態度が、もとより無機的な密室を現実から乖離させつつあるようだった。 「そういうことだ。 デモンズイデアを生み出す闘争本能活性化装置。デルタのデモンズスレートは、協会にとっても役立つ。チューナー候補の “人体”が脳への干渉に耐えうる公算は低い。彼らを“情報”の塊として見るのなら、人体よりも楽な話だろう」 男のひとりが刻んだ会心の笑みに、残りふたりも満足げにうなずいて言葉を続ける。 いわく、協会側と自分達の戦闘力の差は歴然としているという公算。 そこに付随するのは、『現状は技術力のほとんどをスマートブレイン側が握っている』という裏付け。 そしてファイズ。ウルフオルフェノクに変化した乾巧もあの世界に送って損は無い人材だろうと。 乾を殺すか灰に変えるには、人間解放軍が建て直しをはかる前である今こそが好機ではないかとの観測。 彼らがそれぞれにつむいだ意図は、現状では単なる皮算用でしかない。 だが、糸が編まれて網となるように、三人の頭脳は彼らに都合のよい材料をもとにあるべき未来を構成し、想像してゆく。 それでも、三人揃えば文殊の知恵か。ある程度の客観性を保った思考が網となり、話が詰まるにつれて網目も密度を増した。 実際に獲物を捕らえんとする様子はさぞ面白いだろうと、女性は楽しげに耳を傾ける。 「しかし……村上君の失敗だけをみれば、これはまさに“Catch 22”だったが」 精神異常者は自ら申告すれば、軍から離脱できる。 だが、自らを精神異常と理解出来るのであれば彼は正常な精神を保有するとみなされ、除隊は不可能となる。 解決策が見つからない、ジレンマに陥った状況を表す慣用句を持ち出した男の一人は角ばった鼻からひとつ息を吐いた。 「結果は手段を正当化する。長期的にものをみれば、どこにでも糸口はあるものだ。 いつの日か目覚めるオルフェノクの王を、彼に捧げる贄どもから守護するためならば、我らは自らにある業さえ喰らおう。 ヒトの先にある存在は太陽の下で生き、王とともに繁栄の時を迎えようではないか」 「きゃあ、かっこいーい」 スマートレディの白々しい拍手を受け流した男たちは、デルタギアと遺灰の処遇を改めて彼女に伝えた。 彼女は話に挙がった品々を先日まで前社長が乗っていた台座に載せ、スマートブレインの幹部のもとへ運ぶべく扉を開ける。 人通りの無い廊下に填め殺されている窓から、陽の残照が穏やかに差し込んできた。 ――遠くない未来。 人類のほぼすべてがオルフェノクと化した、スマートブレインの支配するひとつの世界。 照りつけていた日光に勢いが失せ、穏やかに暮れゆく世界が滅びの黄にぎらつく瞬間。 次に起こる太陽の変化、136の日食からは近くはないが遠くもない。 きたるべき時を待ちながら、硝子の棺たちはただ揺られていた。
https://w.atwiki.jp/booker/pages/323.html
78点 出演:堤真一、阿部寛、荒川良々、田中麗奈、谷村美月、宮迫博之、黒木瞳、堀部圭亮、宮藤官九郎 「この世に不思議なことなんて何も無いんだよ」 京極夏彦の人気シリーズ実写化第二弾。ただ前作姑獲鳥の夏に比べるとかなりケレン味が増したというか、かなりコミカルで受けがいいように作られているように感じました。 昭和27年、世間では連続少女誘拐事件が起こっており、その少女らのものと見られる四肢が箱につめられ、いたるところで発見されていた。同時期探偵である榎木津(阿部寛)のもとへ依頼が飛び込んできた。それは失踪した娘を探して欲しいというものだった。 視点や時間が前後し、章だてのようなものがされていますが、基本的にはひとつのストーリィです。 最初にも書きましたが前作とかなり違います。まず主人公である京極堂(堤真一)。同一人物と思えない。そんなキャラじゃないだろというところが多々見受けられます。次に関口(椎名桔平)。お前だれだよというほど原作とのキャラ改変ぶり。ウブメでは主要キャラということもあり原作によったキャラだったんですが、今回は狂言回しとも言える饒舌ぶり。一体どんな自己啓発セミナにいったんだ。そういう点では久保(宮藤官九郎)もかなりイメージと違いました。まぁ、嫌いな感じではなくむしろ好感がもてるキャラになりましたが。 ストーリィとしては大筋原作。ただ舞台装置や話の削除により、かなり違う印象です。まず箱屋敷。あんなショッカーの基地みたいなのじゃないと思うんですが。なんとなく森の中ていうイメージだった。 あとは木場(宮迫博之)の話がかなり減ったような気がします。ウブメが関口の話なら魍魎は木場の話だったと思うんでそこはちょっと引っかかりました。変わりに榎木津がかなり動いてますね。 久保や加代子(寺島咲)、頼子(谷村美月)の最後や装置はかなり脚色されてますね。特に加代子がいきなり出たため消失事件が無いのもかなり特徴です。 加代子と頼子の関係もちょっと薄い感じで加代子が痛い子にしか見えませんでした。 なんかこき下ろしてばっかな感じですが、点数が高いのは面白かったからです。正直前作の印象から見るのきつそうだなとおもってたんですが、いい意味で軽く仕上がっていて時間のわりにはさらりと見れました。結果的にいい作品だと思います。ただ、やはり原作の雰囲気が好きなのでそれがないのは残念なので80点まではいかないかと。 魍魎の匣予告
https://w.atwiki.jp/led-gallery/pages/506.html
列車名 はこね23号 はこね26号 はこね43号 さがみ71号 さがみ73号 さがみ75号 メトロはこね22号 特急ふじさん4号 特急ふじさん5号 ホームウェイ89号 メトロモーニングウェイ30号 メトロホームウェイ41号 メトロホームウェイ71号 ベイリゾート92号 行先 新宿 成城学園前 本厚木 小田原 箱根湯本 藤沢 片瀬江ノ島 北千住 新木場 特急 新宿 特急 御殿場 団体臨時列車等 ♪メトロおさんぽ号♪ メトロ新緑号 メトロ☆もみじ号 湘南みやがせ大山号 その他 回送 特急 2022/09/27 メトロモーニングウェイ30号を追加しました。
https://w.atwiki.jp/heisei-rider/pages/48.html
【名前】 草加 雅人 【登場作品】 仮面ライダーファイズ 【本名】 草加 雅人(くさか まさと) 【異名/愛称/コードネーム】 仮面ライダーカイザ草加(巧、流星塾生:男)草加君(流星塾生:女)雅人(花形、徳本恭輔、初期の阿部里奈) 【年齢/性別】 21歳 男性 【人称】 自分→俺他人→君、○○君、貴様、苗字呼び捨て流星塾生:女→名前呼び捨て花形→父さん 【立場】 仮面ライダーカイザ慶泉大学2年A組元流星塾生テニス、乗馬、フェンシング各部の部長西洋洗濯舗菊池住み込み兼たまに手伝い要員(正式にアルバイトとして雇われてはいない様子) 【身体的な特徴】 身長181㎝ 部活で鍛えられている。耳や首筋が隠れる程度の長さの黒髪ショート、前髪はサイドに上げて流し額を出している。凛々しい眉と強い目力が特徴的。黙っていれば利発そうな好青年だが腹に一物あるときのニヤリ笑いはファンに「デビルスマイル」と表現されるほど邪悪。夏でもジーンズに長袖シャツを羽織っていてそれ以上ラフなスタイルになったことはなく、隠された袖の下には何かある…のかもしれない。真理と同じく体内には大きな治療痕が残されていると予測される。 【精神的な特徴】 真面目で高潔、謙虚で勇敢な爽やか好青年と冷酷で権謀術数な一匹狼の2面を巧みに使い分け、弱さ脆さを露呈することはほぼない。園田真理至上主義。オルフェノクは憎悪を通り越し生理的嫌悪の対象。殲滅あるのみだと思っている。 【技術/特殊能力】 ファイズ、カイザ、デルタに変身できるテニス、乗馬、フェンシングを部活でたしなんでいるアイロンかけ、クリーニング店の店番、配達、洗車心得があるのか変身時も生身の時も合気道のような「受けて流す」戦い方を披露。 【紹介】 カイザギアの主装着者。幼い頃水難事故にあい天涯孤独の身になった「九死に一生を得た子供」として流星塾に引き取られる。当時はいじめられっ子で泣き虫。その頃何かと庇ってくれた園田真理を崇拝、妄執めいた愛情を抱き続けている。小説版では幼い頃に母に手を振り払われた経験から自分の手をとってくれた真理のことを思い続けている設定。曰く「自分を救ってくれる女、母になってくれるかもしれない女」。某赤い彗星がララァを語った台詞に酷似しており長じてからも埋まることのなかった深い孤独が伺える。流星塾解散後にその才能を開花。現役大学生で3つの部の部長を兼任するなど文武両道に秀で大勢から頼りにされていたが、実は相手によって態度や印象を器用に変えて対応する2面性を持つ。普段は高潔で謙虚な好青年だが自分に好意を示さない者、邪魔者には冷たく悪意に満ちて作為的。主に巧と木場が攻撃対象となり昼メロ顔負けの陰湿さで策を弄して排除しようとしていた。ただ知能が高いだけでなく、村上に迫力負けすることなく対等に会談できるなど度胸も満点、決断力判断力に優れ目聡く敏感で駆け引き上手、と敵に回すと非常に性質が悪い。口癖は「それはどうかな?」「○○じゃないのかな?」で、いちいち相手に確認させるように否定的意見をぶつけてくる。変身した際はネクタイを緩めるような首元を確かめる仕草がクセ。ある日懐かしい流星塾の同窓会に出席→突然謎の化け物に襲われる!!幼馴染達が次々血祭りに!!→真理まで殺され自分も力尽きる→目が覚めると見知らぬ施設内。周りには幼馴染たちの死体が!!何も出来ないまま一人逃走→日常に戻ったものの悲しみと恐怖はぬぐえずにいる所へ死んだはずの幼馴染から電話が!!「同窓会来なかったけどどうしたの~?」・・・というホラー体験をしこの時オルフェノクの因子を埋め込む処置を施される。改造手術を受け一人洗脳される前に逃亡するというのは初代ライダーのオマージュ。灰化することなくカイザギアを装着できたためカイザの主装着者としてスマートブレイン及びオルフェノクと戦うがその目的は自分や真理、幼馴染たちの復讐。激しい憎悪はやがてオルフェノクの人格は一切認めず全てを排除するという潔癖なまでの頑なさへと昇華されていく。普段は平静を装っているものの同窓会事件で受けたショックは計り知れず時折真理の血に染まった左手の幻覚に苛まれ軽い潔癖症を発症。事あるごとにウェットティッシュで手を拭いたり頻繁にサイドバッシャーや菊池の車をゴム手袋を嵌めて洗車しているシーンがあった。巧や木場と比べても精神的にあまりに強く賢かったが故に全ての謎の核心部分を知りつつ誰が何時裏切るか分からない状況、事実を知れば真理が傷つくであろうことを冷静に理解。誰かに胸中を語ったり苦悩を漏らすことはなく誰とも何かを分かち合おうとはしなかった。真理の蘇生を一度諦めたことがあるが様々な事情を考えると彼の逡巡懊悩が容易に想像できる。三原のことは同じ塾生としてある程度信頼していたようだが結局は草加が一方的に叱咤するばかりの間柄。巧に対しては彼がどんなに行動で示しても決して気を許さず、一時的な戦力の一つ、オルフェノクの分際で真理の信頼を得ているのが憎いといった悪感情しか抱いてなかった節がある。戦いに対しては躊躇がなく時に冷酷。「自分の強さを確かめる為に戦っている」の言葉通り戦うたびに技、体の強さのみならず決意の強さも確認していたと思われる。戦い方は初変身時からスマートで鮮やか。イザという時は普段仲の悪い巧と合体攻撃が出来るほど器用。ファイズ、デルタに変身したこともあるがカイザが一番扱いやすかったらしい。ライダーキック(ゴルスマ、ルシハン)はドロップキック。最後はオルフェノクの因子が消えかかり時折激しい頭痛に襲われるなど死の兆しに見舞われながら、父や照夫の正体、流星塾創設の真意、木場の心変わりetc…全てを胸に秘めたまま真理を救うためラッキクローバーとの戦いに一人赴き決死の覚悟で変身。カイザに変身した木場に捻り殺されることに。遺体は灰となるが直後に駆けつけた巧と三原によって携帯していた真理の写真と共に発見される。小説版ではかろうじて生き延びるもののTV、劇場版を上回るむごい傷を負わされ再起不能となる。 【関連アイテム】 カイザギア一式、ファイズアクセル、サイドバッシャー、ウェットティッシュ、幼い頃の真理の写真
https://w.atwiki.jp/sentai-soubi/pages/1934.html
【名前】 カイザスラッシュ 【読み方】 かいざすらっしゅ 【登場作品】 仮面ライダー555 など 【初登場話】 第13話「敵か味方か」 【分類】 必殺技 【使用者】 仮面ライダーカイザ 【詳細】 仮面ライダーカイザの必殺技。 ミッションメモリーをセットしたカイザブレイガンの銃口から放つマーカーにて標的を拘束。 X字の光と共に突撃して、すれ違いざまに標的を斬る。 草加雅人が使用する場合はガンモード時の持ち方と似た逆手持ちで居合い斬りのように斬るが、 木場勇治の場合は順手に持ち替えて袈裟懸けに斬っていた。
https://w.atwiki.jp/hsddmatome/pages/232.html
種族:人間 アーサー王の末裔であり、英国の名家「ペンドラゴン家」当主の息子。 紳士的な風体でスーツにメガネという格好の金髪の美青年。 元は英雄派に所属していたが、現在はヴァーリチームの一員となっている。 「アザゼル杯」では「騎士」枠。 「聖王剣コールブランド」の所有者で、「最強の人間」候補の1人に挙げられている。 「最強の聖剣使い」となることに興味を抱いて(所有者として認められていたとは言え)家宝の剣を許可無く持ちだし、武者修行と称して「禍の団」に入る。 フェンリルを支配してチームに加えるために一時期「支配の聖剣」を所持していたが、現在は目的を達成したことからゼノヴィアに譲渡している。 「禍の団」在籍時はジークフリートと最強剣士の座を争っており、彼を倒して魔帝剣グラムの所有者となった木場をライバルとして認め、ヴァーリがイッセーと対決する際には自身も木場と決着をつけることを望んでいる。 基本的に戦闘狂で、時折澄ました顔をしながらかなり残虐な戦い方をすることがある。 だが、妹想いな一面も持っており、ルフェイが自分を追って「禍の団」およびヴァーリチームに所属し、テロリストの仲間入りしたことを悔やんでいた。 妹が兵藤家に居付くようになったことをきっかけに、それらと無縁の世界に戻ることを望んでいる。 ヴァーリチームが「D×D」に参加することが決まった際には、今や冥界の英雄となったイッセーにルフェイと契約することを要望する。 この契約と今回の恩赦を合わせて妹が家に帰ることができると喜ぶ様子を見せ、この借りを必ず返すとイッセーに約束した。 駒王学園に妹の進学が決まった時には、事前に校舎の案内をイッセーに頼んで見学し、妹の制服をプレゼントしている。 なお、前述の風体と格好でイッセーはヴァーリチームでは一番苦手意識を持っており、メンバーでは唯一敬語で話されている。 19巻時点で実力は木場やイッセーより遥か上であり、ストラーダと互いに本気を出さず卓越した攻防戦を繰り広げた。 手数が多く、虚を突く攻撃、それでいて聖剣の威力もあり、イッセーにとっては絶望的なまでに相性が悪いタイプとのこと。 ただ、ストラーダによると戦場を才能で潜り抜けてきた自負で技術がわずかに曇っているらしく、「アザゼル杯」で若返った彼と再戦した際に全力を出して挑みかかったが、全盛期時の彼のパワーと技量に圧され、最終的にリタイアは免れたものの、スタミナ切れに追い込まれて敗北する。 父には自分の才能に対して変に生真面目すぎて余裕が足りないことを危惧され、才能と存在意義が聖王剣とイコールであると考えているのではないかと指摘されている。 自分とは価値観の違う父とは折り合いが悪かったが、ストラーダにボロ負けして帰省した後は助言を素直に受け入れられるような心境に落ち着き、剣から離れて自分に余裕を持ち、己自身の多様性を探ろうと試みている。 個の限界を知ったことで、大会を通して個を高めながらも仲間のためにも戦えるように成長し、自分が思い描く戦い方にコールブランドを付き合わせようと動きが柔軟になってきている。 「西遊記」チームとの試合では闘戦勝仏の技量の前に美猴共々苦戦させられるが、最終盤でチームを勝利させるべく浄壇使者の足止めを買って出る。 英国紳士として紅茶を嗜み、紅茶が上等ならそれ以外のものには頓着しない。 そのため料理も適当で、最近では自分の食事当番でも戦闘糧食しか提供していない。 ペンドラゴン家のメイドとして仕えるエレインとは相思相愛であり、見合い相手は引く手数多だが、一途にエレインだけを想っている。 隠した恋を父である現当主に悟られれば、エレインがペンドラゴン家から追放されるのは目に見えており、自分が家に居続ければいずれ仲もバレてしまうと考えたことも出奔の一因。 イッセーからもエレインとの身分違いの恋を陰ながら応援されている。 だが、父にはすでに関係を把握されており、「アザゼル杯」予選後に帰省した際に、「D×D」として英国王室が抱える「深潭の蓋世王冠」の問題を解決したらという条件付きで交際の許可を与えられる。
https://w.atwiki.jp/pre_jam/pages/136.html
作者:kidakiyama 執筆開始:2008年7月 テーマ: 過去と現在、そして未来が交差する物語 =世界観/あらすじ = <V X and Z Overture ~世界樹の守人~> ――――――〝出会い〟の章―――――― 本編より遡る事10年前―――――― 現実世界とは異なる次元に位置するもう一つの世界……通称『デジタルワールド』。電脳世界を統括・管理する秘密結社『世界樹の守人』が誇る最強の精鋭にして、十人の聖騎士のテイマーより構成された特殊殲滅部隊『エイリアス』が隊長、『終焉の白光』ことエージェント・ヴァイスは自身の半身たる聖騎士オメガモンXと共に〝神〟に仇なす暗黒の軍勢との壮絶な戦いに身を投じていた。 ある日、主たる〝神〟……マザーコンピューター『イグドラシル』は組織最高のエージェントたる彼に密命を下す。 『目下極秘で進められている組織最大の計画「プロジェクト・アーク」……その中核を為す10人の『選ばれし子供』の素情・実態を調査し、報告せよ』 イグドラシルの判断に拭い去れぬ疑念を抱きながらエージェント・ヴァイスは重い脚を運んで現実世界へ赴き、黙々と任務をこなす。そして、やがて彼はある一人の少年と運命的な出会いを果たす事になる。 『少年、君の名前を教えて頂けますか……?』 『かがみ とーご! あおぞら幼稚園はなぐみ、4さいです!』 加賀美冬梧とエージェント・ヴァイス――――出会うべくして出会った二人。平凡な一人の子供と、神に仕えし断罪の従騎士が定めを共にした時、運命の歯車はここから回り始める……。 <本編> ――――――〝再会〟の章――――――― 嫉妬深くてブラコンだが面倒見のいいヤンデレ姉、加賀美夏姫と気弱で心優しいヘタレな弟、加賀美冬梧。夏休みが始まったその日、家に届けられた謎の小包を開いた事で二人はデジタルワールドに召喚されてしまう。 目覚めた先は見知らぬ部屋。周りには同じように召喚されてきた他9人の少年少女達。更に彼らを呼んだ張本人……謎の組織『世界樹の守人』が総帥、迫水清十郎が姿を現す。彼の目的は電脳世界に降りかかる“災厄”……『Xプログラム』をバラ撒く『感染源』と呼ばれる存在を見つけ出し、一刻も早く消し去る事。その為に現実世界から10人の『選ばれし子供達』を召喚したのだが―――――― 一人だけ、本来呼ばれる筈のなかった者が其処にいた。 「災難だったね。…………加賀美冬梧くん」 デジヴァイスの誤作動により姉の夏姫に巻き込まれ、本来選ばれる筈のない「11人目」として冬梧まで召喚されてしまっていた。迫水清十郎は決断を迫る。姉を置いて引き返すか、姉と行動を共にするか。危険に満ちた未知の世界に足を踏み入れる姉を放ってはおけず、冬梧は夏姫の傍にいる決意を固める。 「行きます。姉さんを一人にはできません」 果たしてそれは只の偶然か、或いは仕組まれた必然か―――――― これは世界を救う十人の『勇者達』と、平凡な一人の子供の物語。 待ち受ける様々な出会いと別れ……そして再会。 過酷な闘いの末に蘇る、失われた筈の過去の記憶。 10年という長き眠りを経て、加賀美冬梧の止まっていた運命の歯車が今、再び動き出す……! <V X and Z Another Episode> ――――――〝別れ〟の章―――――― 本編より二年後……Xプログラムの浸食により生命の殆どが死に絶え、荒廃した死の大地と化した電脳世界において、果敢に闘い続ける戦士がいた。 彼の者の名はヴァイス。『終焉の白光』……〝ヴァイス〟。漆黒の武神龍ガイオウモンことパートナー・〝スレード〟と共に世界を統治する人造神『イグドラシル』に反旗を翻す〝最強〟にして〝最後〟の『選ばれし子供』。 行く手を阻む『神』の守護者……組織『世界樹の守人』と聖騎士団ロイヤルナイツを率いる特殊殲滅部隊『エイリアス』。帰るべき世界……そして愛する者を護る為、名を捨てた戦士は傷つきながらも終わり無き死闘を繰り広げる。果たして彼の正体は? その最果てに待ち受ける結末は……? =登場人物 = ・加賀美 冬梧: 物語の「主人公になる者」。13歳のヘタレ弟。 ・ヴァイス: 物語の「主人公になった者」。冬梧と瓜二つの容姿の少年。何故かエージェント・ヴァイスと同じ名を名乗る。 ・エージェント・ヴァイス: 変態という名の神父。過去編の主人公にして、全ての鍵を握る人物。 ・加賀美 夏姫: メインヒロインにして、冬梧の義姉。15歳。ヤンデレ。 ・百合原 千春: 夏姫の同級生。15歳。常識派苦労人。 ・二階堂秋哉: 通称チャック。ある意味作中で最も危険な男。17歳。 ・羽佐間 絢: ヒロインその2。冬梧の同級生で同じく13歳。未来編でも登場する。 ・前田 天斗: 18歳。本来は夏風ブラスト氏の作品『The Capriccio of Vulgar Man』の主人公だが、この作品ではサブキャラクターの一部として登場。 ・平野 優衣: 17歳。超絶天然系乙女。 ・迫水 清十郎: 冬梧達を召喚した張本人にして、黒幕。何か思惑があるようだが……? =用語解説 = ◦デジヴァイス パートナーデジモンを進化させる小型電子ツール。基本的にはデジモンセイバーズと同一の設定を踏襲。パートナーを収容する機能の他に敵の情報をスキャンする機能やX抗体の反応を探知する機能なども備わっている。 夏姫達『選ばれし子供達』が持つデジヴァイスはデジソウルに対応し、扱いやすさを考慮した後期型。過去には扱いが困難な反面、出力が大幅に上回る試作型が製造されていたという。 ◦デジソウル 上に同じく、基本設定はデジモンセイバーズと同一。ただし、この作品では人の感情の昂りに呼応して発生する『感情の輝き』を具現化したエネルギー体と定義し、『選ばれし子供』と呼ばれる一部の特殊な人間にしか顕現しない能力としている。個人に応じて対応する属性があり、主にリュウ、ケモノ、ムシ・クサキ、ミズ、キカイ・ヘンイの五種類存在する。 ◦固有名 デジソウルそのものは飽く迄ただのエネルギー体に過ぎず、進化をさせるにはデジヴァイスを介して進化エネルギーに変換する必要がある。パートナーデジモンにつける「名前」はデジヴァイスの進化プログラムを発動する為のパスワードであり、互いの関係にとって必要不可欠なものである。 ◦『選ばれし子供達』 迫水清十郎によって電脳世界に召喚された10人の少年少女達。各々がデジソウル自在に発現させる能力を宿し、パートナーデジモンを持つ。 一人一人に識別番号……『コード』が与えられており、以下の通りである。 ・『コードⅠ(アインス)』 ――――平野 優衣&武蔵(コカブテリモン) ・『コードⅡ(ツヴァイ)』 ――――海凪 亜里沙&カラクリ(ハグルモン) ・『コードⅢ(ドライ)』 ――――二階堂 秋哉&エミィ・マリィ(テイルモン・ブラックテイルモン) ・『コードⅣ(フィアー)』 ――――前田 天斗&ポンデ(レオルモン) ・『コードⅤ(フィンフ)』 ――――加賀美 夏姫&ダグザ(アグモン) ・『コードⅥ(ゼクス)』 ――――羽佐間 絢&ルゥイ(レナモン) ・『コード Ⅶ(ズィーベン』 ――――片桐 剛太&キルスメリス(コクワモン) ・『コードⅧ(アハト)』 ――――百合原 千春&アーディル(ガオモン) ・『コードⅨ(ノイン)』 ――――神楽坂 璃久&トビー(ホークモン) ・『コードⅩ(ツェーン)』 ――――吹雪 修仁&ハク(ゴマモン) ◦『世界樹の守人』 電脳世界を管理・統括する特務機関にして、アナログとデジタルの両世界の監視者。全容は未だ謎に包まれているが組織の全権は『神』ことホストコンピューター『イグドラシル』の決定に委ねられ、組織の総帥たる迫水清十郎でさえその決定には逆らえない。組織の構成員にはSからFまで階級があり、最高位たるクラス『S』まで上り詰めたのは組織史上僅か二人だけである。 『神』直属の親衛隊として十人の聖騎士のテイマーより構成される特殊殲滅部隊『エイリアス』が存在する。 ◦Xプログラム 電脳生命体の闘争本能を極限まで増幅し、オーバーライト……即ちデータの書き換えの異常亢進を引き起こす『強制進化』プログラム。何者かの手により電脳世界に疫病のようにバラ撒かれ、感染したデジモンはデジコアを侵食されて死に至るか、理性を失って暴走する。『選ばれし子供達』の旅の目的はこのウィルスを散布する『感染源』なる存在を見つけ出し、斃す事。 ◦『エイリアス』 組織『世界樹の守人』が誇る人造神『イグドラシル』に仕えし最強の守護騎兵団……並びにその構成員たる戦闘兵士の名称。人為的にロイヤルナイツのX抗体を体に移植されてテイマーとして覚醒した者達であり、各々X抗体で強化された聖騎士をパートナーとしている。身体能力、自己再生能力、敏捷性、耐久力、情報処理速度に至るまで全ての性能が並の人間を遥かに上回り、単体でもデジモンと互角に渡り合えるように改造されている。全員が専用ツール……『デジヴァイス TYPE-X』を所有し、戦闘状態に入ると異形の存在の象徴たる紅い『X』の刻印が右目に浮かび上がる。 ◦聖騎士化 強化兵士『エイリアス』が、体内に宿る聖騎士のX抗体を活性化させて一時的にパートナーとの同調率を高めた状態。右の瞳に紅い『X』の刻印を模したナノマシンの輝きが宿り、人間性を主体とした人格が凍結されて戦闘用精神に純化した殺戮機械へと変貌を遂げる。闘争本能と破壊衝動が極限まで研ぎ澄まされ、あたかも二重人格のように性格が豹変する。ヴァイスの場合、例外的にオメガモンXの因子との共鳴作用により髪の色までが白く染まる現象が見られる。 ◦デジヴァイス TYPE-X 『選ばれし子供達』が使うデジヴァイスより以前に造られた、云わばプロトタイプ・デジヴァイス。試作型だが出力は後期型を凌ぎ、デジソウルではなく強化兵士『エイリアス』の体内に移植されたX抗体の力を動力源としている。『X-CAST』と呼ばれる七段階のリミッターを内蔵し、解除段階に応じてテイマーとデジモンのシンクロ率を上昇させて戦闘能力を引き延ばすと同時に、封印されていた特殊能力が解禁する。 ◦シンクロ 『エイリアス』のパートナー・システムにおいてはデジモンとテイマーは互いに五感と思考を共有する半身であり、パートナー同士の精神的な同調により直接エネルギーを供給される。同調率が上がるに連れて莫大な力を引き出せる反面痛覚まで共有し、パートナーが受けたダメージがそのまま呪詛返しのようにテイマー自身に跳ね返る。デジモンのみならず人間にまで多大な負担を掛ける不完全なシステムであり、テイマーをも傷つけかねない諸刃の剣である。 ◦X-LINK 『デジヴァイスTYPE‐X』に搭載される人間とパートナーデジモンの思考をリンクさせる特殊機構。互いに念じるだけで思念により意思疎通を行い、タイムラグを限りなくゼロに近づけたコマンドの伝達を実現する。 ◦泥棒猫 夏姫が多用する言葉の一つ。主に弟に近づく女子に対して使用される。こんな斬新なボキャブラリーをお目にかかれるデジモン小説は今までも、そしてこれからもこの作品だけである。他にも雌狐、雌猫、雌犬などといった関連用語も状況に応じて使い分けられる。 ◦「あの女の匂いがする」 ヤンデレの常套句。テストに出ます。 =今後の展望 = 過去編、現在編、未来編とひっくるめて、ヒーローの背中を追い続けた一人の少年がやがて自らヒーローになる過程を描く。 本編のコンセプトは「ヤンデレ姉とヘタレ弟が織りなす流血スプラッタラブコメディ」。デジモンでヤンデレというまさかの組み合わせ。未だ登場していない『選ばれし子供』の登場と、所々過去編と絡めて物語が進行。己の無力に悩む少年とそれを支える者、そしてやがて巡り合う友との『再会』が最大のテーマとなっている。 未来編『Another Episode』は本編とは逆に真面目路線一筋を目指す。失意の底から這い上がり、戦士として目覚めた少年が己の意思と勇気で未来を切り開く……さしずめ「熱血ヒーローもの」がモットー。本編で貧弱っぷりの鬱憤を晴らすかの如く主人公が怒涛の無敵ぶりを発揮する。本編の後日談であり、第二部へと続くプロローグも兼ねる。